iPadでグーテンベルクの本を読む
青空文庫の本は、iPadのi文庫HDの中に全部入っているので ときどき眺めたりしてますが、そういえばプロジェクト・グーテンベルクの本をiPadで読むにはどうすればいいのかなと思い、ちょっと試してみました。読むといっても、ウェブブラウザでテキスト表示とかじゃなくて、ブックリーダーで本っぽく読むことを考えます。
結論としては、iBooksやKindleで読むのなら、難しいことは何もありませんでした。
iBookstoreで検索してiBooksで読む
- App StoreからiBooksをインストールして起動する
- Storeボタンを押してiBookstoreに行き、お好きな本を検索、ダウンロードする
- 読む
これだけです。そもそもグーテンベルクの本は ほとんどがiBookstoreに無料書籍として収録されているので、iBooksで読むならとても手軽だということが分かりました。なお、iBooksでは単語をタップして辞書を引けますが、英英辞典しかないようです。
Project Gutenbergで検索してiBooksで読む
- App StoreからiBooksをインストールする
- SafariでProject Gutenbergに行き、本を検索する
- EPUBをタップし、「”iBooks”で開く」ボタンを押す
- 読む
iBookstoreのデータは必ずしも最新版ではないことがあるので、グーテンベルクの元データからたどりたい場合はこちらがよさそうです。
Project Gutenbergで検索してKindleで読む
- (日本のではなく)本家のAmazonにアカウントを作っておく
- App StoreからKindleをインストールして起動する
- KindleにAmazonのアカウントを登録する
- SafariでProject Gutenbergに行き、本を検索する
- Kindleをタップし、「”Kindle”で開く」ボタンを押す
- 読む
Kindleの場合は、単語をタップして辞書を引くときに、英英辞典、和英辞典などを選べます。最初の1回は辞書のダウンロードが必要ですが、2回目からはオフラインで辞書が引けます。
グーテンベルクのMobileReader Devices How-Toのページを見ると、iPad, iPhone and iPod Touch用のアプリとしてLexcycle StanzaとかHimalaya、Eucalyptus 、QuickReaderなどが紹介されてますが、iBooksやKindleが使えるなら別にそれでいいかなという感じがしました。