5年ほど前に買ったPanasonicのLet’s note CF-S9 (CF-S9JYEADR) にWindows 10をクリーンインストールしてみたので、メモしときます。

まずMicrosoftのWindows 10インストールメディア作成ツールのダウンロードページからMediaCreationTool.exe(約18MB)をダウンロードします。

MediaCreationTool.exeを実行して、「他のPC用にインストールメディアを作る」を選びます。アーキテクチャで「32ビット(x86)」「64ビット(x64)」「両方」が選べたので、ここは汎用性がある方がいいだろうと思い「両方」にして「ISOファイル」に保存したのですが、これが失敗で、できあがったISOイメージをDVD-Rに焼こうとしたら容量オーバー。なんとサイズが5.6GBもあるじゃないですか。DVD-R DLなぞは持っていないので、仕方なくアーキテクチャを「64ビット(x64)」にしてダウンロードし直し。こんどは3.1GBほどのISOイメージになったので、これをDVD-Rに焼きます。

CF-S9のBIOSでCD/DVDドライブから起動する設定にし、いざDVD-Rを入れようとしたら、あれ、ドライブの電源が入らない!? ちょっと前は動いてた気がするんですが、だいぶ年代物なので、壊れてしまったようです。やむなくUSB接続の外付けBD/DVDドライブをつないでそこから起動。

インストーラが立ち上がるので、CF-S9本体底面にあるWindows 7のプロダクトキーを入力し、アップグレードではなくWindowsのインストールを選択し、既存のパーティションを一旦削除してインストール開始。

終わったらHDDから起動して、セットアップが終わったら、Microsoftアカウントはスキップしてローカルユーザーを作成し、ログイン。

バージョンを確認すると、エディションはWindows 10 Proになっています。CF-S9にはもともとWindows 7 Professionalが付属しているので、Windows 10もHomeではなくProになるんですね。バージョンは1511で、OSビルドは最新の10586.0。2015年11月12日にWindows 10初のメジャーアップデートが出て、インストールイメージもビルド10586に差し変わっているので、いきなりの最新バージョンです。

Windows Updateをかけると2つだけ適用され、OSビルドは10586.3になりました。

画面は、最初SVGAが間延びしたような画面だったのですが、自動的にドライバが検索され、途中から自動的に1280×800ドットのWXGAに切り替わりました。

デバイスマネージャーを見てみると、「Intel Centrino Advanced-N + WiMAX 6250」だけ警告アイコンがつきドライバがインストールされていませんでしたが、それ以外は問題無いようです。まあWiMAX使わないし、Wi-Fiは問題なく使えてるので、このままでいっか。トラックパッドの外周をくるくるしてスクロールする機能などもこのままでは使えませんが、そんなに使ってたわけじゃないのでまあいっか。

というわけで、さすがに全体的な動きがもっさりしているのは仕方ないですが、思ったよりトラブルもなく、余計なアプリも一掃されてすっきり快適な感じです。しばらく使ってなかったCF-S9を再び使おうと思い、実は最初、リカバリ機能を使ってWindows 7をクリーンインストールしたのですが、インストール後のWindows Updateは膨大だし、SP1を当てるのに何度か失敗するし、それが終わっても、svchost.exeがいつまでたってもCPUをぶん回すような状況が続いていい加減イヤになり、それならいっそWin10にしてやろうと思って始めたのですが、どうやら正解だったようです。