11月3日、今年も航空自衛隊入間基地の入間航空祭に行ってきました。目的はもちろんブルーインパルスです。

今回はちょっと趣向を変えて、いつもの滑走路ではなく、入間市駅に近い「グランド地区」に行ってみました。結論から言うと、ここは混んでなくて楽だけど、滑走路から遠いぶん迫力は一段落ちます。例によって、来年の自分への申し送り事項をまとめておきます。

  1. 西武池袋線の下りで会場に向かうと、所沢あたりからぎゅうぎゅう詰めの満員電車になるが、9割以上の人は稲荷山公園駅で降りてしまうので、入間市駅はまったく混雑なし。

  2. 基地にむかう道順は、駅から南東に向かう歩行者デッキを通って、UR都市機構入間駅前プラザの団地の真ん中にある公園の脇を通って抜けるのが良いと思われる。

  3. 修武台門は14時まで開かないので、行きは正門を回っていく。

  4. 正門でももちろん身体検査と荷物検査あり。正門は、なのか、今年は、なのか分からないが、身体検査は若い女性自衛官がやっていて、そこだけなんか妙に華やいだ感じ。

  5. グランド地区の真ん中にはネットで囲われた警備犬訓練展示場があり、その周りの芝生にレジャーシートを敷いて座っている人たちがたくさんいる。12:00からと14:20からの2回、犬の訓練展示がある。周りに人だかりができると後ろの方からは見えなくなるので、真剣に見たければ始まる少し前になるべくネットの近くに寄っておくのがいい。

  6. グランド地区の外周には出店が多く立ち並ぶ。いろんな食べ物があって、チキンカレーとサモサを食べたらうまかった。南アジア系の人がその場でナンを焼いていた。列ができている店もあるが、概ね並ばずに買える。

  7. グランド地区の周りには木があるので、滑走路はまったく見えない。距離もあるので、地上滑走時のエンジン音などもほぼ聞こえない。離着陸の様子が分からないので、空を見ていると飛行機が突然現れる。陸自空挺降下はよく見えた。

  8. ブルーインパルスの無線周波数は今年もTWR 322.2。入間には6年連続で来ているが、これまでのところ毎年同じ。

  9. ブルーインパルスのウォークダウンが始まってもしばらくは無音だったが、点検の途中からグランド地区にもナレーションが流れ始めた。クリアで音量も大きく、よく聞こえる。

  10. 周りの木の影響で、高度100メートルぐらいの演目はよく見えない。タック・クロスとか、コーク・スクリューなんかは、肝心なところが何も見えない。これがグランド地区の最大のウィークポイントだと思う。一方で、滑走路の真ん中あたりに面した場所ではあるので、キューピッドとかスター&クロスなんかはとても綺麗に見える。
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  11. 帰りは修武台門が開くので、最短コースで入間市駅に戻れる。