旅も今日が最終日、来たときのルートを逆にたどって日本に帰ります。

空港へ

ホテル滞在中の費用(洗濯とか)はすべて個別に精算済みのため、チェックアウトはフロントに鍵を返すだけです。朝の4:30、きのう予約したバスがピックアップに来てくれるのを待っていると、4:45ぐらいに現れました。

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いったんBSÍバスターミナルで停車し、別の場所からピックアップされてきた乗客が乗り込んだところでドライバーがチケットを回収に来るので、初日にもらっていたチケットを渡します。5:00にターミナルを出発。途中数カ所で乗客を拾いながら、ケプラヴィーク空港に向かいます。

アイスランド航空でロンドンへ

早朝にもかかわらず、ケプラヴィーク空港のチェックインカウンターにはかなりの人が列を作っています。

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一方、自動チェックイン機の方はさほど混んでいないので、こちらでチェックインの手続きをします。機械にパスポートをかざすと該当するフライトが表示されるので、座席を好きな位置に変更します。受託手荷物の数を指定すると、荷物につける細長い行き先ラベルと搭乗券が印刷されます。ただし、自動チェックイン機では乗継便の指定などは一切なく、荷物の宛先は自動的にロンドン・ヒースロー空港になりました。これで帰りもイギリスに入国し、荷物のピックアップをすることが確定です。もしかしたら、人間のいるカウンターでチェックインしていれば宛先を成田にしてもらえたのかもしれません。

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機械でチェックインした場合は、Baggage Drop Offのカウンターで受託手荷物を預けると、チェックインは終了です。こちらの列は短く、それほど時間はかかりませんでした。

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Dapartureの案内に従って2階の出発ロビーへ行き、セキュリティーチェックを通ります。チェックは意外に厳しく、上着や靴まで脱がされました。(ところが、あとでヒースローに着いてから気づいたのですが、鍵束に小さなアーミーナイフをつけたまま外すのを忘れていたのに、そこはお咎めなしでした……。) セキュリティーを抜けると、これまた早朝にもかかわらず免税店はすべて営業していて驚きました。でも、見たところ値段はかなり高めのようです。

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免税店のあるエリアから搭乗ゲートに行く途中にパスポートコントロールがあり、ここで出国手続きをします。

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帰りはアイスランド航空FI450便です。機材は往路と同じくボーイング757、機体記号は確認できませんでした。

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外はきのうから続いている雨がやや強くなっているようです。飛行機に乗って窓から見ていると、スーツケースは雨ざらしのまま運ばれてきて、ベルトローダーで積載されていました。

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機内の食事やアルコール、ヘッドホンなどはすべて有料ですが、ソフトドリンクは無料でした。

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液晶画面の横にUSB端子があったのですが、iPodで試してみても充電できません。端子の中を覗くと、なかの小さなボードが取れて破損していました。

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ヒースロー

約2時間半のフライトでロンドン・ヒースロー空港に着陸、ターミナル1に着きます。イギリスへの入国が必要と分かっていたので、機内で入国カード(Landing Card)も記入済みです。入国審査待ちの列もそれほど長くなく、スムーズに入国できました。

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バゲージクレームに進み、どのターンテーブルか調べようとしているうちに自分の荷物が流れてきたのが目に入り、これまたすぐに終了です。ヒースローでは乗り継ぎの待ち時間が8時間近くあるので、もっと時間がかかるぐらいのほうが暇が潰れて良かったのですが、そんなときに限って用事はすぐに終わってしまうようです。

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JALはターミナル3なので、重いスーツケースを引きずって地下道を通り、ターミナル3に向かいます。動く歩道があるとはいえ、かなりの距離です。とりあえずターミナル3には着いたものの、搭乗手続きの開始は出発の3時間前とのことで、まだJALのカウンターそのものがありません。そろそろお昼にしようと思いましたが、出発カウンター付近は飲食店や売店が見当たりません。フロアの案内図がどこにもないので、やむなくターミナル3をぐるっと歩いてみると、到着ロビー付近に結構お店があったので、そちらに回ってThe Globeという店で食事にしました。

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2時間ほど時間を潰し、ようやくJALのカウンターが開いたためチェックインします。チェックイン自体は既にウェブから実施済みで座席も決まっていますが、搭乗券の発行と受託手荷物の預け入れを行います。さすがJALだけあって、カウンターは日本人の方でした。そのままセキュリティーを抜け、パスポートコントロールを通過すると目の前に免税店の列が広がります。免税店で買い物をするときは搭乗券の提示が必要です。また、液体類を購入する場合で、この先に乗継がある場合は、お店で特別な袋に入れて封をしてくれるので、そのまま次の乗り継ぎ便に持ち込めるようでした。さらに2時間ほど待って、出発1時間前になるとようやく搭乗ゲートが決まったので、そちらに向かいます。

JALで日本へ

帰りのJL402便も、来たときと同じ機体JA735Jでした。ヒースローをほぼ定刻どおりに出発、2時間ほどたったところで1回目のミールサービスです。

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機内エンタテイメントで映画「バタフライ・エフェクト」を見たあと爆睡。到着の3時間ほど前から2度目のミールサービスが始まります。

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成田への到着もほぼ定刻どおり。機体から一歩外に出た瞬間、蒸し暑さが襲ってきます。入国審査、荷物のピックアップ、税関を抜け、到着ロビーへ。QLライナーに荷物を預け、行きとおなじく京成スカイライナーで日暮里まで戻ります。やっぱり速さはこれが一番かな。

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ヒースローでの待ち時間が長かったためホテルの部屋を出てから約29時間もかかりましたが、無事家に帰り着くことができました。

※更新履歴

  • 2011-09-18 表現を修正